札幌の住民税について

住民税は全国一律、ということを聞いたことがありますか?そもそも、原則論として日本国民の税金は全国一律であるべきという考え方と、地方自治の考え方から自治体固有の判断があってしかるべきという考え方があるのですが、前者の考え方から生まれたものが「標準税率」で、後者から生まれたのが「超過課税」です。冒頭の全国一律という話の根拠になっているのが標準税率です。標準税率では、均等割(所得に関係なく一人一人に課税される額)が、市町村で3,000円/都道府県で1,000円、所得割(所得に応じて課税される)が市町村で6%/都道府県で4%になっています。しかし、この標準税率通りの課税を行っていない自治体は非常に多く(都道府県税では30府県)、大半は標準税率よりも多い為、これを超過課税と呼んでいます。なお、非常に少数ながら名古屋市のように標準税率を下回るところもあります。では、札幌市はどうかといえば、北海道ともども標準税率通りなので、他の自治体に比べれば、課税額が少ないといえるでしょう。